⇒ GYROTONIC®︎ special application course 〜scoliosis(側弯症)〜を受講して参りました
GYROTONIC®︎ special application course 〜scoliosis(側弯症)〜を受講して参りました
先週の月曜から4日間、ジャイロトニック®︎ の側弯症に特化したコースを受講して参りました。
ドイツで理学療法士としても活動しているUwe先生。
彼のコースを受けるのはこれで4度目ですが、側弯症に特化したコースは初めてでした。
このコースの一番重きを置いている部分は、
深い呼吸から始まる全身のコネクション
↓
コネクションから始まる
中枢神経から末端神経への伝達
↓
コネクションを維持しての
動作コントロール
(文章で表すと何が何やらという感じですが、、、笑)
これが永遠と続いていきます。
このテクニックを何度も何度も繰り返すことにより、体の奥に眠っている筋肉や、神経系に刺激が入り、それらが活性化されていき、身体のコネクションがどんどん強化されていきます。
そうしてコネクションが強い体になっていくにつれ、エクササイズの難易度もだんだんアップしていきます。
最終的には信じられないようなめちゃめちゃハードなムーブメントが続いていきます。。
が!全てにおいてコネクションが一番大事!!!
Uwe先生のビシバシ入るコネクションへの注意が今だに耳に残っています。。
私自身は、側弯症ではありません。
ですが、バレエを幼少期から行なっている影響で、身体の色々な部分で歪みや、左右の筋肉バランスの差、違いなどがあります。
しかも最近では怪我の影響で、ほぼ1カ月松葉杖、ギプスの生活。。
左足の感覚は、もちろんまだ完全で無いですし、1カ月半ほぼ右足ばかりに体重を乗せていた状態だったので、身体のバランスが多いに偏った状況でのスタートになりました。
私のようなケースも然り、、、
そもそも人間は右利き左利きがあったり、左右対象的に生活、活動する人は(よほどそれにこだわっていない限りは)この世に存在しないはず。
側弯症の方に限らず、誰でもどこかしら、左右の歪みやバランスの違いはきっとあるはずです。
そのアンバランスさが、だんだん大きくなってくると、動かしにくさや、違和感、詰まり、痛みなどに発展しやすくなります。
それを防ぐためには、やはり全身バランスのコンディショニング、姿勢維持の意識、そしてそれをコントロールするための筋力が必要になってきます。
このコースは、側弯症のコースではありますが、決して見た目だけの真っ直ぐや、左右対象をゴールに目指しているわけではありません。
一般的によく、側弯症の矯正で使われるのがコルセット、もしくは手術を勧められるケースもあるといいます。
コルセットで拷問のように背骨の動きを制限させたり、手術で背骨に鉄板を入れたりすることが、果たして本当に良い解決方法なのでしょうか。
動きを強制的に制限したことで、生まれた左右対象、真っ直ぐな背骨。
果たしてその後自由にアクティブにその背骨は動くのでしょうか。。
人それぞれ色々な例がありますから、もちろん一概には言えません。
ですが、ただ強制的に動きを制限したり、矯正して解決する方法より、自分の意思や意識、そして神経・筋力でコネクションを生み出し、コントロールしていく方法で症状を改善していければ、(それはもしかしたら完全なる左右対象とまではいかないかもしれませんが)その後の生活がより自主的に、活発&活動的なものになるのではないでしょうか。。
その方自身の今後の生き方・世界の幅が、より明るく広がっていけるようなサポートが、ジャイロトニック®︎を通してできる可能性があるのだ!!!いうことを、今回このコースを通して改めて実感しました。
本当に本当に濃い4日間でした。
今回怪我をしてからの参加だということもあり、普段自分の中で感じなかった感覚がたくさん感じられて、とても新しい心境でした。
ダンサー復帰への、そしてトレーナーとしても新たな一歩を踏み出せた気がします。
この経験を通して、多方面で活かせていけるように頑張ります!!
Special thanks to
Uwe Herbstrait先生
井上朱実先生
ラジカスキー万由子さん
一緒にペアワークをしてくださった皆様
本当に本当にありがとうございました!!!
(追記)
怪我の影響で、左右差の激しい体でスタートしましたが、日に日に自分の体のコネクション、コントロール力が増していくとともに、動きを制限させることなくどんどんエクササイズが発展していくにつれ、不思議と出来ることが増えていきました。
《2枚目の写真》
*左側コース1日目
→・今まで右足重心ばかりだったため、左足に体重をあまりかけらていない
・左足の臀部、足全体の筋肉が落ちている
・右足の臀部、足全体の筋肉が張っている
・右腰の方の反りが多い
・左の肩甲骨があがり、僧帽筋が張っている
ナドナド。。
*右側コース最終日→上記の全てのポイントに改善が見られる!
今では怖かった階段の登り降りが自然にできるようになりました。
3日4日あたりは、今までお休みしていた足の裏側全体、肩甲骨まわりが、筋肉痛、、でしたが、今はそこが緩み、とーっても良い感じです☆